う～～～ん、「清須会議」・・・ う～～～ん、SPACEBALL・・・

「清須会議」、観てまいりました。

CMでも巷でもウワサの三谷作品。

先日、「ステキな金縛り」もテレビで放映されていたのも見ましたので、

一層気分も盛り上がります。

・・・でも・・・

あくまで自分の感想ですが、

「今日は肩の力を抜いて思い切り笑っちゃうゾ～」とばかりに

いわゆる三谷ワールドの洒落たコメディを期待して

いつものように臨むとちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。

いや、きちんと普通に、「会議」は終了して映画は終わりました。

重要な史実なので忠実に描かれるべきなのでしょうが、

映像上では、どこかシニカルに背いてほしい淡い期待もあったり・・・

または、駆け引きの部分がもっとググッと身の入るようなエグいものであってほしかったり・・・

いやしかし、三谷ワールドと称して勝手に像を作り上げてはいけませんね。

豪華なキャストのみなさんの力量はさすがでした。

そこで、そしてそのまますぐに今度は

ららぽーとの近くのIHI本社で開催中の全天球シアター・SPACEBALL へ。

実は朝、当日券を買いに行っていました。

いよいよ今度の日曜日までとあって、チケット売り場前は長い列になっていましたが、

１時間に３回上映される頻度ですので、時間に拘束がなければなんとか大丈夫です。

時間が来ていよいよわたしたちの番。

ロケットに搭乗するように暗いいくつかのゲートを越えて座席に導かれます。

前後左右上下と、漆黒の宇宙・満天にきらめく星のなか、

木星をかすめ、土星をすり抜け、

宇宙飛行士が経験されるような視界の体験ができるわけです。

そこまではまだよかったのですが、

地球からどんどん離れ、銀河系から離れ、

どこまでも続く宇宙を飛び続けるていると、
無限大というものの重さを感じ、

美しいというのを通り越して恐ろしく、気が遠く、気分が悪くなってしまいました。

わたしには宇宙飛行士はムリのようです。（←トーゼンですネ！）

全身がすごい空間に包まれる宇宙体験は貴重でしたが、

バーチャルアトラクションを身近に体験できる今、
１０分程度の上映で1800円はちょっとお高いな・・・。