それがこの週末、用事があって
家族クルマで出かけたのですが、
なんということでしょう、エアコンの調子が
おかしくなってしまったのです💦
オートが効かなくて風量を大きくしたら
ほとんど送風ばかりで、
あのキーンとした冷たさが殆ど弱い。
この時期、しかも暑さ厳しいお昼どき、
マジかーってやつです。
窓を全開にしているほうがよっぽどラク。
しかも送風の音はうるさいし…。
みんなが思ったこと、「今日はコハクを
お留守番させておいてほんとによかった。」
さあ、こんなときこそ精神論ですよ。
こうなったら窓あけて
音楽で気を紛らわせましょう。
・・・・といって神奈川方面に向かっているから
サザンだロックだ!
→好きだけど、車内暑くて
ノリではもはやムリ・・・
んじゃ、80年代の洋楽ポップス!
→80年代の曲ってどれも大好きなんだけど、
人間の「歌声」って、この暑いなかでは
ちょっと重たくなってくる・・・
やはりインストゥルメンタルだということで、
クラシック!
→むちゃくちゃ暑いので
ドラマチックなのはこんなとききついから
サウンド的には
バロックなんかいいと思ったけど
この暑さのなかなので
もすこし軽いノリと遊びがあったほうが
みんなで盛り上がって
運転が単調にならないよねえ・・・
ならば、涼し気な音ということで
オルゴール! 透明感もダントツです。
→
→すぐ流してみたのですが
クリスタルな感じはいいけど、
たいへんな問題が・・・。
ハイ、気持ち良すぎて
ドライバーが入眠の危険性・・・。
んじゃ ジャズ!
→いつもなら大好きなジャンルだけど、
この暑さのなかでは
サックス系は重い・・
トリオとかバンドすらツライ・・・
とにかく凛としてお耳に涼やかなもの・・・
ということで
ジャズピアノのソロ、
しかも眠くならないために
明るさがあって
みんなが知ってる口ずさめるような曲のセレクト
・・・ということで行きついたのが
ジブリのジャズアレンジピアノ。
・・・といっても
それもいろいろあるのですが、
たくさんあるなかで、今回選んだ、
エアコンのあまり効かない車内で
みんなを救ってくれたのはこちらです!
こちら、松本峰明さんのピアノ。
凝りすぎずシンプルにアレンジして、
ピアノの音はくどくなく妙な誇張なく
パラパラと、あの黄金チャーハンのように粘らず
指を鍵盤に重力だけで落として
弾いてくれているようなサウンド。
まるでバッハのインベンションあたりを
聴いているような、ここちよさ・・・
そして曲はジブリですから
家族みんなが知っていて
ひとつひとつに映像が浮かびます。
「聴く」だけでなく
「あ~これってさあ・・・」
そのたびに物語にまつわるいろんな話で花咲き、
気もまぎれます。
この厳しい環境下だったけど
実にみんなを暑苦しくなく
さわやかで楽しい気持ちにしてくれて
助かりました。
ところで、このアルバムを聴いていたら
ふと思い出したのですが、
バッハのゴールドベルク変奏曲をアレンジして弾く
ジョンルイスとミリヤナルイスご夫妻の
古いCD、「THE CHESS GAME」 の
ピアノの音と重なりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿