お客さまが大好きになる方法

 インターホンの音に反応するワンちゃんって

けっこう多いですよね。　

うちの先代レオちゃんがまさにそれで、

家を守る気持ちが強いのか、

インターホンが鳴ると、ずっと鳴いてました。

その吠える声が大きくて

インターホンからの声が聞こえないから、

画面の映像の向こう側にいらっしゃるかたの

着ているユニフォームを「見て」、

あ、

あれはきっと クロネコヤマトさんだなとか

あれはきっと サガワさんだよね・・？、とか

判断していたわけでして・・・

吠えちゃう原因のひとつとして、

インターホンが鳴ったら、人間が

「あっ！」とすぐに反応して

ドタバタしちゃうから

犬も緊張するということもあるようですよね。

なんかみんないそいそして

雰囲気が違うんだもん

なので、

コハクのときには

家に来てくれた時から、

「私たちも過剰な反応しないようにして

　ピンポンやお客に鳴かない子にしたい！」

・・と思っていました。

ピンポ～ンときたら

でっきる限り、急がない！

平常を装うことにしました。

「ピンポ～ン」

コハク、すぐに私を見る。

そこで、できる限りゆったり、にっこり、

「あら～、誰かなあ」

(けっこう、ハイハイ！と出ちゃうのに慣れてるから

　ここはこちらもガマンであります)

静かにインターホンに行き、

いつものように😆 優しく

「は～い」と応対する。

エントランスのインターホンを切った後、

気にしているコハクに

「誰が来てくれるのかなあ、

　お届けものはなんだと思う？」

なーんて、あくまで冷静にコハクに

これからワクワク

嬉しいことがあるようにお話しして

こちらに集中させます。

さて、ピンポーンと

いよいよ玄関のインターホンが鳴ります。

宅急便のかたには少々お待たせしちゃうけど、

ここはゆっくり立ち上がって

「はーい」とインターホンに答えてから

落ち着いて、

「嬉しいね～～、

　コハクもコンニチハをしに行く？」と聞く。

すると

嬉しそうに率先して玄関にいくこともありますし、

そこに伏せて、ボク待ってます、

といった行動するときもあります。

コハクの場合はこうして、

ゆっくりインターホン作戦が成功しまして

お客様大好きワンコなんであります！

来客があると嬉しくって玄関で

ご自慢の長いシッポをフリフリしてお迎え。

そこで「あら～かわいいわねえ♥」なんて

言ってもらっちゃったりしたら

コハクもうサイコー！よね。

アリガト！

いっそう自慢のおシッポを

今日はもっと振ってます～～～と

さらに大きくゆさゆさと振るので、

それがまたさらにお客様に喜んでいただけて

笑顔のコミュニケーションになるのであります。

消防設備の確認にみえたりする方とか時々ありますが

「ボク、おうちによっては

　ずっと吠えられちゃうこともあるんですよ～

　だから、癒されます～～～」

うんうん、わかります、わかります。

だって、うちも

レオちゃんはほんとに正義感が強くて

名を名乗れィ～～！とばかりに

5分はず～～っとワンワン！！

鳴きまくってましたから・・・。

ワンちゃんってほんとに

よ～～く飼い主さんのことを見ていますね。

だから、少しでも

慌てたり、バタバタしちゃうのが

いちばん不安になっちゃうみたい。

毎日なにかと忙しくて、

早くやっちゃいたいことだらけですし、

ワンちゃんによっても違うと思いますが、

とりあえず

コハクのケースではありますが、

「落ち着いてゆっくりお話して聞かせる」

これがいちばん伝わるようです。

ふ～～～わたしの自制心が問われますネ。

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