以前こちらに書いたのですが(こちらデス)、わたしのうちでは1年のしめくくりの大晦日はとんこつ料理で祝います。
とんこつ料理で煮る大きな豚の照り、コク、甘みを決定するのはやはり黒糖に限ります。
いや、それに限ると思っていて、使っていたのは近くのスーパーに売っている「黒糖」。
・・・しかしそれは「黒糖もどき」だったのですねえ~。
・・・しかしそれは「黒糖もどき」だったのですねえ~。
先日、奄美の工房で作られたという「純黒糖」をいただきました。
ブロックを口に含むと、しっかりしているように思えた形がほろほろと崩れ、こっくりとした甘みが広がりました。
コクがありながらあとを引かず、しつこさのないさっぱりとした甘さ。
使われているのは奄美のミネラル豊富な土壌に育ったさとうきびだけ。
その汁を搾り出し、窯であくをとりながらじっくり時間をかけて煮詰め、濃縮していくのだそうです。
丁寧に何度も窯を替えて煮詰められてできたこの黒糖、ただお砂糖甘いというのではない、どこか遠くに苦味をかすかに感じる甘さは大人の甘さ、とでも言いましょうか。
スーパーですぐ手に入る黒糖もおいしいと思っていたけれど、その食べやすさはあらためてこれは万人受けす
る甘さ、現代風にアレンジされた甘さ、「黒糖もどき」だったのだと思ったのでした。
純黒糖の深いその味は、奄美の豊かな大地の力を感じたのでありました。
・・・とはいえ!
「純」ブランドならずとも黒糖というものの魅力ははかりしれず、
黒糖を摂取すると、
・ブドウ糖としてわずか数分の間にすばやく消化・吸収されエネルギーとなるため疲労回復には即効性があ るそうです。
ちょっとおなかがすいたときにポ~ンとお口に入れられるようにしていま~す。
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