外は快晴だけれど、今年一番といわれる寒波に見舞われ想像以上の寒さ。
明日からの合宿を控え、こんな日はゆっくりうちでヌクヌクしよう。
・・・というわけで今日は母に「鋼の錬金術師」のレクチャーの続きをすることにしました。(・・・って、一緒にずっと読んでいくわけですが)
母にとっては高校生を相手にしているなら知っておくべきアイテムというだけでなく、このストーリーはぜひ読んでもらいたいし、どの年代の読者をも納得させるだけの深みと厚みを有しているのです。
人間の定義とか等価交換、死生観とかいった難しいテーマがあるけれど、主人公のエドとアルの愛すべき兄弟をはじめ彼らを取り巻く多くの人々の憎めないキャラクターに魅かれながら一気に読み進めていけます。
そして、なにげない会話、登場人物の目くばせひとつとっても、随所にちりばめられたそれらの伏線が最終的にみごとに回収され、あれはそういう意味だったのかと読後に感動させられる。
このコミックが長く広く人気を保っている要因でしょう。
けれど、やはりこのストーリーの深さや世界観をじっくり理解するにはコミックを一冊一冊読むのがいいんじゃないかな。
母にはすぐ、「これはどういうことなの? どうなるの?」と関係や結果を解説させられちゃうのですが、まったく、自分でもしっかり考えてほしいものです。
さあ、どんな結末で終えられるのか、楽しみでしょ?
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