シルバーウィーク、毎日お昼間は暑いほどのいいお天気に恵まれています。
仲良しのお友達は、
Hちゃんは美しきヨーロッパの国々を周遊しているし・・・
AちゃんはアメリカはLAに住むムスコちゃんとともに
西海岸の壮大な景色と触れあったり・・・
みんな次々と、素敵な旅の様子を伝えてきてくれてるってのに、
・・・なんでワタシ達はJRの高架下で立ち食いウドンをすすってんの?
ネギは入れ放題だヨ
あ〜〜そりゃどーも
いま日比谷シャンテで連日毎回完売している映画があります。
それは《ヴィンセントが教えてくれたこと》 (←全国でもあちこちで・・・HPご覧ください)
実は今日、Bobとそれを観にきたのです。
その前の腹ごしらえってヤツですワ。
この映画は、
決してほめられない、むしろ自堕落な生活を送っているそんなオヤジと、
彼の隣の家に引っ越してきた、
アメリカ映画でもよく描かれるシングルマザーと小さいけれど利発なひとり息子オリバーの話です。
ひょんなことからベビー(?)シッターとしてオリバーと過ごすことになったこのふたりを中心に物語が進んでいきます。
ヴィンセントにとっては等身大の、冷静にものを考えられるオリバーにとっては驚きの、
さまざまな経験から生まれる心の交流。
想像できることばかりではありますが、見ていてやっぱり痛快で笑えます。
荒い暮らしをしているヴィンセントですが、
やはり純粋でまだか弱いオリバーを前にするとお世話っぽいことをしちゃう彼の姿、
そしてもうひとつ持っている、彼の姿・・・。
雑っぽいけどいい人なんだよな~とホッとしたりしながら
最後、聡明なオリバーによって物語のなかで最高潮の感動シーンに突入というわけです。
そこもいいのですが、
なんといっても
ヴィンセント 然り、娼婦のダカ 然り、
なんやかやいいながらも自分に課せられたお世話をちゃ~~んと投げださずにやったり
なんかそこに意外なハートフルな人間性を感じちゃって、
人って、見かけとか表面上に現れた態度とかではわからないんだよなあ、
それは外に向けての鎧だったりするのよ、
さまざまな思いを持って暮らしてるのよね~~
・・・と思いながら観ておりました。
最後、感動シーンのまま終わらずに
ボブディランの名曲を口ずさみながらタバコでイップク・・・と庭にのんびり腰かけているヴィンセント。
この、叱られながらもオヤジ健在、彼の日常が続いてる・・って感じでエンドロールが流れることで
映画が軽やかに閉じている気がします。
そんな彼の姿に、
物語の最初に彼の様子を見ていたのと違って
それでイイヨ、イケてるよ、ヴィンセント!と
ニヤリとしている自分に気づくのもおもしろかったです。
さわやかな気分で映画館を後にしながら、
「チッ、立ち食いうどんなのかァ~~」だったけど、いまは
ま、それもおもしろかったかな~と軽やかに振り返られたPEKOなのでありました!
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