2014年12月30日火曜日

なぜ年末にベートーベンの第九が?  in サントリーホール

日本における年末の風物詩のひとつに挙げられる、
ベートーベンの交響曲第9番「合唱付き」のコンサート。

つい先日、フィギュアスケート界で町田樹くんが自分の集大成・芸術の完成形として滑り、
電撃引退表明したこともあり、この曲は一層注目度アップです。

29日、東京交響楽団 指揮・秋山和慶ヴァージョンを
サントリーホールにて堪能してまいりました。
今日は2階5列22,23番。 ステージ真正面。
オーケストラと合唱の全パート、
音をバランスよくドォ~ンと受け止められる席!
ステージと客席が一体化できるようなサントリーホールってやはりいいです。
東響は誠実ないい音を終始奏でてくれましたし、
ソリストでは 妻屋秀和さんの深く豊かなバスが魅力的。
東響コーラスはとても丁寧でバランスよく、
あ~ここでテナー出して!と思うところにいつも柔らかく期待にこたえてくれるのがサスガでした。

ここ数年我が家もいろいろありましたが、
今年はようやく始動、駆け抜ける勢いがついてきた年でしたので、
4楽章の終盤のころでは、疾走するオーケストラの音に
スカ~ッと気持ちが晴れる思いになりました。
年の最後に第9が好まれる理由、実感いたしましたヨ。
そもそも第9が日本でこんなに年末に演奏されるようになったのは、
Freude, schoner Gotterfunken, Tochter aus Elysium Wir betreten feuertrunken. Himmlische, dein Heiligtum! Deine Zauber binden wieder, Was die Mode streng geteilt; Alle Menschen werden Bruder,

 歓喜よ、神々の麗しき霊感よ天上の楽園の乙女よ
 我々は火のように酔いしれて  崇高な汝(歓喜)の聖所に入る  汝が魔力は再び結び合わせる  時流が強く切り離したものを  すべての人々は兄弟となる

「私たちはすべて兄弟だ。
天使も歌う歓喜をて歌えばみんな良くなる。
みんなで心を合わせて歌おう。」

・・・というようなことを思い切り歌われることで除夜の鐘のような、
また、前向きなこの曲で来年という新しい年への力強い橋渡し、
大合唱することでストレス発散・・・などなど考えられますが、

「そういったことをいろいろかなえてくれる曲=演奏すると稼げる曲」
もともとは敗戦後、どのオーケストラも財政難のおり、
年越しのお金稼ぎにN響が演奏して稼いだのにみんなならって各地で演奏しだしたとか。
第9はオーケストラのほかに合唱団もと、出演する人がとても多いので、
その知人たちがコンサートにくればふだんより多くの客が見込める。
コーラスもプロを雇うとお金がかかるがアマチュアに頼めばオケの収益がアップ↑。

・・・こういう面にも、第9が日本で多く演奏されるようになった理由があるようです。
このたびの東響第九コンサート、アンコールは蛍の光。
オケとコーラスとともに
会場のみなさんもお隣りに座ってらしたおじさまも気持ちよく歌いました。

歌いながら合唱団の1・2列目のかたがたが会場におりてきて通路に並ばれましたが、
最近わたしはゴスペルに浸るほうが多いので、
通路でも直立不動で体制崩さずきちんと歌われるみなさんになんだか新鮮な感動~!
だって、たぶんわたしたちのいまだったら
客席おりたらみなさんと握手・ハイタッチ・いっしょに肩組んで歌ってると思いますもん~。

3回目の繰り返しにペンライトがみなさんの手に。
・・・と同時に徐々に会場も暗くなりライトで美しい演出でした。
客席でもちらほらとペンライト(なかにはジャニーズばりの大きいのもあって笑!)を振られるかたがたがいらしたのは、これが毎年のパターンで、来られるみなさんのお楽しみなのかも。
参考写真

第九ってさすが、カラオケもあります。 
合唱練習用ですが、よかったらこちら (←クリックください)
ストレス解消にもぜひどうぞ。


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