2017年5月17日水曜日

「ぶんどき」・・・その出会いに脳細胞が活性化する。

高校の音楽はそのままなのですが
このたびご縁があって一年間、小学校のTTも
兼務することになりました。
TT とは複数の教員による学習指導で
担任が授業を進め、わたしたちは教室のこどもの様子を見ながら
それをフォローします。

授業をうける子どもたちにもいろいろな個人差があって
寧ろ先生の先回りして問題にトライできる子もいれば
支えがないと自分の世界に行ってしまう子などさまざまです。
こういった立場にいるのはわたしも初めてなのですが
まずは
ひとつのクラスのなかで
どんなタイプの子でもその時間ができるだけ効果的なものになるように
応援してあげるにはどうしたらいいか、
教える方も、教員がもうひとりいることで
どんなフォローがあると助かるかを考えながら臨もうと思っています。

さて~~~
わたしは四年生を担当するのですが、
初日
朝、一日のスケジュールが渡されました。
各クラス、関わるのは算数の授業が中心のようです。
こどもたちが教科書の問題を解いて並んでくるので
○つけするお役目も仰せつかりました。
・・・と突然、角度の単元だそうで

「このぶんどきで測っていただいて…」

え?

「ブンドキ」…?!

おー「分度器」!

図形から計算して解くものがほとんどでしたが、

角度、235°を作るとか、
これって測らないとじゃない~~~?!


理系のお仕事のかたならなんともないでしょうが、
フツーの文系には分度器って
もう何十年もさわったことのない、
正直、その存在さえ忘れかけていたアイテム。

その懐かし~~きプラスチックの半円・・・。
でもふだんの生活に使うことって・・・?
うちにあったっけ~~~?
えっとどうすりゃいいんだっけ
180°より大きいんだからァ・・・

お恥ずかしながら分度器との久々すぎる出会いに、
一瞬うろたえましたデス。
オホホ
・・・定規セット、
買って帰りました。

4年生、改めて確認いたしました!
もう大丈夫ヨ!  …たぶん

行き帰りの通学路では、
たくさんのかたが黄色い旗をもって
通りにあちこちに立ち、
通る子どもたちにひとりひとり
笑顔で声掛けしてくださっていました。
そのほかにもカウンセラーや支援などなど、
小学校の中ではさまざまな形で
おとなたちが手厚く関わっています。

子どもたちは多くのかたたちに
大切に守られているのだなあと感動しました。
ニンゲンから分度器まで、
いや~~、いろんな出会いがありまして、
この春、またまた脳細胞が刺激されております…



おいでいただきありがとうございました
     
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