2012年11月18日日曜日

のぼうの城

映画をみてきました。

【あらすじ】
天下統一目前の豊臣秀吉は、唯一残された敵、北条勢を圧倒的な軍勢で攻めようとしていた。
周囲を湖で囲まれ「浮き城」の異名をもち、人々が平穏に暮らす「忍城」もその一つ。
そんな中、忍城では、その頼りないのに人々に愛される人柄から、農民たちに「でくのぼう」転じて「のぼう様」と呼ばれる、成田長親が城を治める事に。
迫りくる天下軍に緊迫する仲間たちを前に、
長親は 「北条にも、豊臣にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかなぁ~? 」
と呑気なことを言って皆を唖然とさせる。

いよいよ武将として名を挙げる事に闘志を燃やす石田三成は、秀吉より預かった2万の兵を進め、忍城に迫る。
やむなく降伏することを覚悟する忍城軍。しかし多勢に無勢、と三成軍のなめきった態度に、長親が思いもよらない言葉を発する。
                     「戦いまする」
そして、誰の目にも絶対不利な、たった500人の軍勢対2万の大軍の戦いの火ぶたが切って落とされた…!

あの天下の豊臣秀吉がどうしても落とせなかった田舎城、忍城。
忍城軍VS石田三成率いる天下軍の戦いを、水攻めなどスケールの大きな戦法も交えたこの歴史エピソードを描いたこの映画、歴史ファンでもそうでなくても人間ドラマとしても楽しめてしまう勢いでした。
野村萬斎、佐藤浩市、市村正親、前田吟、上地雄輔、山口智充、成宮寛貴、榮倉奈々、芦田愛菜・・・・ってキャストも個性的でにぎやかです。

それになんといってもいまわたしの関わっている高校のあるあたりがまさにこの話の舞台なのです。
「拙者は佐間口を護りまする」
「しからば其れがしは長野口を・・・」
・・・みたいな会話に、いま学校まわりにある地名の原型が次々でてくるのです。
4階の音楽室から忍城がいつも見えています。
お~~もったいない、もったいない~。
これから授業のあとはイオンモールでなく、この付近についてあらためてしっかり歴史探訪もしてまわりたいと思います。


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