2012年12月14日金曜日

神楽坂を食べ歩く楽しみ


やってきました、うれしい週末。
今日はBobと、お気に入りの神楽坂めぐりです。
 
豊洲のような湾岸の新しい街と違って、ここは江戸のころからの伝統ある町名が数多く残っています。
地形的に坂の多い町並みでいろいろな由来のある坂道があり、ちょっと入ってみると昔が偲ばれる石畳が施され、黒い板塀の料亭が続く細い路地。
タイミングよく三味線の音色が響いてなんかくると、この街のもつ艶やかさにさらにぐぐっと魅かれてしまいます。
お店も、観光客向けのお土産物屋さんから、近隣住民のための生活用品店、老舗の和菓子店、洒落たフレンチ、イタリアンまで、さまざまなお店がメインストリートからこういった路地の奥まで隠れるように佇んでいます。
味わいある神楽坂。豊洲からは有楽町線の飯田橋まですぐなので、ときどきおじゃましています。

今日の目的はBobおすすめの本家・あべや
比内地鶏のおいしいお店なんだそうです。
それは細い路地の奥の小さなビル1階にありました。
みつけにくいんじゃないかと思う場所ですが、なかに入るとすっきりとした店内にはお客がすでにいっぱい。女の子の二人連れもあちこちに見えました。
焼き鳥、レバー炙りなどなど、比内地鶏って柔らかくとろとろなのですね。
きゅうりとセロリ、塩昆布のあえものは、さっぱりとしてごま油の香りもよくおいしい! ぜひうちでもやってみようと思います。
秋田のお店なのでおいしいきりたんぽ鍋も。バイトであっても秋田で研修をしてくるというスタッフが作ってくれます。
〆にいただいた親子丼は、このつややかさ。
口に含むと、ふんわりやわらかい甘さが広がります。
神楽坂には〇茶屋という有名店もありますが、わたしはこちらのお味が好みだなあ。
ランチで小盛り800、並盛りは1000、大盛り1200円で味わえるそうです!

すっかりあべやでおいしくいただいて気分も盛り上がったところでもう1軒。

訪ねたのは歯車というBar でした。
ここはだれかも書いていましたが、究極のストイックな場所とでもいいましょうか。

まずドアをあけるとその暗さにびっくり。 
広い木のカウンター、そこにぼうっとたたずむオーナーバーテンダーのお姿と背後にぽつんぽつんと置かれた小さなキャンドル・・・、がかろうじて感覚的に見えるかな・・・?というほかなにも見えない・・・目が次第に慣れてくるとほかのお客もすこしずつ見えてきましたが・・・。
そしてその静けさにびっくり。
慣れてきた目でみまわすと天井からちいさなスピーカーがふたつ下がっているのですが、いっさいBGMといったものもありません。

静かな研ぎ澄まされた空間は禅修行をするかのよう。
写真をのせたいのですが、暗くて撮れません。
そこに静かにオーダーをきかれるので息呑みそうですが、かっこつけてもはじまりませんので、どんな感じが好きかをBobが詳しく話して相談しながら作ってもらうことにしました。
わたしは季節のラ・フランスとジンを組み合わせたもの、Bobはブリティッシュ・フェスティバルというカクテル。

静かで暗くて、ひとり落ち着いておいしいカクテルをいただきながら自分と対峙したり瞑想にふけるにはすばらしい場所だと思いますが、今回はまだそこでどのように過ごそうかという気持ちの余裕がなくて、Bobがパウダールームに行っているのをカウンターでひとり待つ間、その圧倒的な静謐に押されてなんだか瞬間ウトウトして寝ちゃったワタクシめでありました、エヘヘ。
 

神楽坂、ほんとうにいろいろな人がさまざまな楽しみもって過ごせる奥深い街です。

  (じつはこのあと、やはり日本橋の温かきぺしゃわーる に身を寄せたのでありました)
 
 

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