2012年2月8日水曜日

芸大出身 Le Velvets ル ベルベッツ (ル ヴェルヴェッツ) のコンサート



まさにベルベットのような声の正統派ボーカルグループ、Le  Velvets。

今宵は、バレエの熊川哲也さんや彼らのスタイリングを手がけている中学時代のお友達・妙子ちゃんに誘っていただき、同じく仲良し女子会仲間のはなちゃんとともに美しきメンズに酔ってまいりました!

おかげでとてもゆっくり味わえたいい席の後ろに座ってらしたのは、ピンクのスーツに黄色のポケットチーフお茶の水博士のような髪型のおじさまたち…業界の人よね?
前の列には今回プロデュースされた奥田 瑛二さんと存在感たっぷりなのは湯川れい子さん。ちょっと見えなかったのですがデヴィ夫人もいらしたよう・・・。

それにしてもベルベッツのみなさんは確かにいまどきの韓流スターのようにかっこよかったのです。わたしたちの時代には声楽科にあんな感じの学生っていた??? 

洗練された体型だからこそいっそう映えるのでしょうが、コーディネートもみものでした。トーンは同じであって毎回チェンジするたびに五人個性もたせてしかもどれもシックに仕上げるのって大変でしょうね。その辺の妙子ちゃんのテクニック、さすがです。

さてさて、着こなす彼らもすてきだけど、なんといっても発声や音程の正確さはさすがでした。さすが最高学府でしっかり基礎を勉強してきているだけあります。
いろんな男性コーラスグループがあるけれど、こんなにそろって力強く安定してるのを聞くのは久しぶりで、ハーモニーにしろとことんきちんとしてるから、絶対の安心感もって最後まで聞いていられました。(ただ、聞いていて楽譜を感じてしまうので、それが遊びのなさと感じちゃうときもありましたが・・・。)

巷でなじみのポピュラーナンバーも次々に披露してくれましたが、クラシックにおいて勉強するのはイタリー歌曲、ドイツリート、そしてフランスあたりだから、やはりこのあたりを原語で歌うときがいちばん朗々としていました。自信に満ちていました。
せっかくだからマイクでなく生声できけるコーナーがあるといいなと思いました。

ダンスレッスンもしてるのでしょうね。ジャニーズばりの身のこなしなのはピンポンダッシュの彼や日野くんかしら。
ワインソムリエの彼の声はすてきだし、ギリシャ彫刻の彼は実直そうだし、温泉好きの彼は愛嬌もちだし、・・・みんなそれぞれ魅力的でした。

しいていえば、「涙の太陽」とかは歌わせたくなかったあ・・・でも、やはり商業ベースにのせるためには幅広い趣味のかたに合わせなきゃいけないから仕方ないのかもしれないけれど・・・。 おばさまたちの応援パワーは絶大だものね・・・。
帰りにみた、赤いふちどりのハート型のうちわ(なかにお気に入りの子の名前がかいてある)を持ってるおばさまたちにはぶっとんでしまいました。 「(氷川)キヨシ!」なんてノリなのかしら。

つまり、このコンサートは来ているお客様たちも見ていておもしろかったのです。純粋にクラシックからLe  Velvetsのファンになった人たちと、韓流スターのような感じでLe  Velvetsをみている人たち。

でもそれはこちら側の問題。
まだまだスタートしたばかりのすてきな彼ら、これから一層の飛躍を願いたいと思います。   



※ヨーロッパの本格派4人組、IL DIVO (イルディーヴォ)については
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