2019年10月5日土曜日

素敵なピアノの夕べ〜美しき姉妹デュオとロシアのヴィルトゥオーゾ

久々にホールに足を向けて、
コンサートを楽しもうという気持ちになったのは、
マンションに入居したときからの友であり、
犬友であり、お互い音楽と食を愛し、
アタシたちもまだまだこれから!と励まし合う関係・・・
・・・という彼女からのお誘いだからでした。


彼女のピアノの師であり、わたしの大学の後輩でもある
生田姉妹の美しいデュオ。
そして、
その姉妹たちの留学中からの友であり憧れでもあるドミトリーさんの
ジョイントコンサート。

海外で学んでいたときからいつか日本のみなさんにも
彼のピアノをきっと聴かせたいとずっと思っていた彼女たちが
すべて彼の来日のフォローをしてくれたおかげで
今日がありました。

読めるかなあ

派手さはないものの、落ち着いていて、
音響にもこだわったすみだトリフォニーの小ホール。

時間が迫るにつれ、席がどんどん埋まっていきました。

いつ会っても、落ち着いてるけどお茶目な彼女たち。
でも女っぷりがあがっていたなあ!
情感あふれる曲のときって、
表現のしかたにそれぞれの解釈がでるから
それを連弾で表現するのは難しいと思うのですが、
やはり姉妹らしくそのテクニックはもとより
感性がシンクロしているようでステキでした。


そして彼女たちの心底推すドミトリーさん。
彼の奏でる印象派、ドビュッシーとラヴェルはほんとに美しかった。

ステージにあるのはたった1台のピアノなのですが、

泉から流れでる水のこまやかなしぶきがあがり
水面に光がキラキラと揺らめいたり
葉の重なり合うところからの木漏れ日の光と影とか、
それらが彼の手によって次々と
絶えず形を変える繊細さ。
そしてそれがとてもエレガント・・・

エレガントなヴィルトゥオーゾ(芸術の達人)・・・
あまりにも心地よくて、
座席に身体を沈めて
頭の中をからっぽにして 心をフリーにして
彼のいざなう音の世界に身を預けてずうっと漂っておりました。


コンサートのあと、
ドミトリーさんを囲んで。
楽しいひとときありがとう!
・・・しかし
もともと 170cm超えの姉妹たちなのに
さらに高~いヒールをはいているから
きゃ~~~
わたしは子どものようではないか~~~。
(しかし態度は大きい)

実はこの写真にもありますが
今日は、松濤にある有名なフランス料理のお店の副支配人さんとも
ご一緒してお友達になったのですが、
気取らずにとてもピュアにそして一生懸命
その感動を彼らに伝えらえるのが
チャーミングでとっても気に入っちゃいました。

今日は日中ちょっと暑かったけれど
いよいよ芸術の秋・・・・
コンサートや劇場にでかけて
ちょっと非日常に身を委ねるというのも
やはりよいですね。


おいでいただきありがとうございました
     
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