「来日」するというのも、なんだか大事なものを取られちゃった感じでした。
でもこうして展覧会を見終わってみると、
よくぞあの廃仏毀釈の混乱の時代にその価値を迷わせることなく
大事に「避難」させていただきありがとうございました、と言いたくなっていました。
静謐な仏像の世界から、
ユーモラスな動きや表情に思わず隅々まで見入って
どの人も鑑賞する歩みがスローダウンする絵巻の数々、
美しい織、雲龍図に代表される緻密ながらも圧倒的な蕭白の筆致・・・。
母からぜひ行きなさいと勧められた今回のボストン美術館展。
一緒に出かけた幼なじみのattyanとそのひとつひとつに感嘆の声をあげてまいりました。
彼女は感動をその場でともに素直に分かち合える、わたしにとって貴重な存在。
また、わたし以上にわたしの言動を知り抜いてくれているありがたく楽しい友です。
どの作品もすばらしくて息つく間もないのと
平日とはいえ人出もすごかったので途中フラフラしそうでしたが、
鑑賞に入る前にいただいた韻松亭の花篭弁当のおかげで頑張れました。
3 件のコメント:
ペコさんも行かれたのですね!私も友人のお供をして参りました。彼女はなかなかの芸術家で、これまで縁のなかった美術館や博物館など芸術の世界へといざなってくれます。8月にはエジプト展があるので、またまた彼女と行くつもりですが、おそらくペコさんも行くのではないかな?もしかしたら会場でペコさんとすれちがうかも・・・私の特徴はさておき、友人は小柄ですが、本人いわく「腰の位置は高いのよ」と言っておりますから、もしそんな人がいたら勇気を出して声をかけてみてくださいね。
akkoさん、いつもありがとうございます。
そんなキュートなご友人にお会いできたら幸いです。
わたしはツタンカーメンのかぶりものでもしていこうかな。
そんな人をみかけたら思い切って声かけてみてください。
ツタンカーメンのかぶりものは、ドンキホーテあたりで売ってそうですね。私は面長なので、特注でつくってもらわないとならないかも・・・でも長い顔のツタンカーメンなんて、ピンとかないですね。
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