ゲイジュツの秋、
今日は東京国際フォーラムにおいて開催された、
講演と音楽の集いに行ってまいりました。
金田一秀穂さんの講演は
金田一ファミリー・京助さん、治彦さんに次いで3代目らしく(耕助さん、は別人でございマスネ)、
言語学者の視点からみた、「言葉のちから」。
ふだんわたしたちがなにげなく使っている「言葉」だけれど心をこめて丁寧に使うべきだ、
・・・ということを1時間もの間全く飽きさせず、楽しくお話しされるのはサスガです!
IT言語など、パソコンにでてくるコマンドにも
「 ウィンドウの終了を開始しています 」 とかツッコミどころ満載のものが多くて、
みなさんそれは気になっていたところとあって首を大きく前に振っていたし
今日のお客はお医者が多いとあって
診察のときの言葉のちからについてのレクチャーは
ぜひ参考にしていただきた~~いって思って聞いていました。
さて、盛りだくさんのプログラムは
お待ちかねの国府弘子さんのコンサート♪に。
実は、
彼女がまだ国立音大の学生でいらしたころ
一橋大学の軽音でセッションされていたのですが、
やはり近くの大学生だったわたしは
クラスの友がやはり一橋の軽音に入っていたため
よ~~く彼女の話を聞かされていたし、
学祭などでも評判で、
そのすばらしいバンドを幾度も聴いていた思い出があるのです~~!
だから、「あの国府さんが・・・」
懐かしい、なんか特別な気持ちを持っていたので
今回のコンサートはとっても楽しみでした。
今日は尺八の藤原道山さんと
三味線の上妻宏光さんというこれまた重鎮とのコラボ。
ジャズピアノとこれらの日本楽器とは
やはり大学時代にハマっていたフュージョンというジャンルとしてさんざん聴いて感動していたので
わたしにはスッと入ってきて
懐かしい学生時代を思い起こすのにもじゅうぶんな時を与えてくれました。
例えばあのころ、横倉裕 (←とってもステキな曲があります! ぜひクリックくださいまし) とか、
大好きでしたモン!
琴や尺八など和楽器と西洋音楽との可能性や
音楽の柔軟な考え方とか、この人に教えてもらったような感じデス。
こちらは彼の、やはり尺八の効いた「Breath of Night」
誰にも聴きやすく美しいラインを大事に紡ぐ、
彼女の丁寧なピアノはやはりステキでした。
岩瀬立飛さんのドラムも彼女の音と溶け込み合いお互いを活かしあう音で
とってもよかったなあ・・・
彼女のステキなピアノのCDがでるようです。
その名も 「ピアノ一丁!」
派手なパフォーマンスでなく心が無理することなく心に柔らかく吸収させてくれるセッション、
ゲイジュツの秋の、いいひとときでした。
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