2017年2月19日日曜日

ミカンのおいしい季節の、フルーツの秘密!

さっそくですが問題です!
タタタ~ン!

桶柑』・・・さてなんのことでしょう??
では
椪柑』・・・んん・・?
続いて
蜜柑』・・・おお、そういうことか・・・!
もひとつ
金柑』・・・なるほどなるほど。
ついでに
伊予柑』・・・あ~香りまでしてきた。

はい! もうおわかりですね、
上からタンカン、ポンカン、カン、キンカン、イヨカン。
おいしいミカンの仲間たちです。 

柑橘類ってたくさん種類がありますが、
このという字は『木偏+甘い』で、
『木に生る、口に含むとうまいもの』という意味です。

たしかに
蜜柑や金柑はその字で納得できるけど、
それじゃあ
タンはなんだ、
ポンはなんなんだ!・・・って話ですよね。

タンカンは、
いまの福建省から広東省で収穫されるおいしいみかんを
古代中国の行商人たちが短い桶に入れて大陸全土に売り歩き、
大反響を呼んだものなんだそうです。
それでこのミカンは「短桶」と呼ばれ、
海を越えて台湾を経由し
南西諸島~奄美へと移植されてきました。

調べてみましたら、このという字、
中国ではtong と発音するのです!!
  (聞いてみてください。FORVOより
    ↓↓
だから、桶に入れられた柑、
桶柑=タンカンとなったのでしょうね。

私もフルーツ大好きな母から
「奄美大島からいただいたおいしいタンカン、食べる?」と
分けてもらったりするのですが、
甘味たっぷり、
たっぷりジューシーなタンカンはほんとうに絶品です。
また、その濃厚なジュースに含まれるビタミンCは
みかんの約2倍なんだそうですね。
由来もわかったことだし、
納得してゆっくりいただこうと思います。

お~っと、「ポン」カンのほうですが、
こちらは原産はインド、
その産地の地名Poonaに由来するようですよ~~。




おいでいただきありがとうございました
     
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2 件のコメント:

  1. マンジュウコワイ2017年2月20日 10:39

    柑はつかないけど 昨日 文旦が届きました。
    ペコさん流に剥くのですが 力がなく 指が入っていなかい
    どんだけ時間がかかったか。
    苦労して剥いた文旦は 美味しい。
    文旦の意味も分からず ご馳走さま❗

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    返信
    1. マンジュウコワイさま
      わたしも文旦大好きです!!
      大きくて
      マンジュウコワイさんがご苦労なさっているように
      皮の厚みがハンパないのでこれは剥くのがたいへんですよね。
      でもあらわれた実は
      皮から実離れがよくていい香りもします。
      そしてダイナミックにう食べられるから嬉しい!
      調べるのが遅くなってしまいましたが、
      文旦の由来って、文旦の貿易船主の名前、
      謝文旦さんの読み方( ジア ブンタン )から
      きてるそうです!
      ワタシも納得しました~~~。

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