2024年2月10日土曜日

わたしの、小澤征爾さんとの思い出を

星になられた小澤征爾さんのニュースが

全世界を巡っています・・・


多くのかたが語ってらっしゃる彼の思い出。

わたしも、この機会に

少しだけど小澤さんとの忘れられない時間のことを

したためておこうと思います。


母の友人の紹介で

私が若~~いころ入っていた合唱団は

東京の松原混声合唱団 でした。

合唱指揮で国際的な評価を受ける関屋さんが指導され

日本のコンクールでは当時すでに殿堂入りの

実力派の合唱団です。

そのころ新日本フィルで指揮棒を振っていらしたのが 

この 小澤さん(皆でそう呼んでいたのであえて「さん」で)

このおふたりが出会って、

松原混声と湘南市民コールは関屋先生のお名前から

友会合唱団として、

小澤さんの演奏会でコーラスのある演目のときは

よく共演させていただいていたのでした。


練習でも合唱団メンバーを

一把ひとからげにすることなく

あの大きな丸い目でじ~っと

ひとりひとり御覧になってお話されるから

ドギマギしちゃったものです。

そしていつでも明るく優しく賞賛くださる。

そんな小澤さんとのステージは

最後の音が鳴り終わるといつも胸いっぱい。

合唱団のメンバーみんなも紅潮しています。

東京文化会館、年末の恒例の第九のときだったかなあ、

曲が終わり客席から万雷の拍手がきている最中、

ステージの段上でワタシ、つい、

「気持ちいい~!」って言っちゃって

パトリに「ゆみ、シッ!」て叱られたっけ。

喝采にもみ消されてましたけどネ。


友達と出かけた表参道の

ふと立ち寄ったアニヴェルセルカフェでは、

そこでまさに小澤さんがゴージャスな奥様と

ゆっくりお茶されているのに出会いました。

まわりにほとんど人がいなかったこともありますが

いろんな人を温かく受け止めてくださるオーラに

す~っと吸い寄せられてしまって、

恐れ多くもご夫妻にご挨拶しちゃいましたっけ。

するとまあ、

合唱団のしかも若手のぺーぺーだった私なのに

なんとも気さくに楽しくお話してくださり

これまた胸いっぱいになったのを覚えています。

残念、何を話したのかは忘れちゃった・・

こんな小澤さんだから

小澤さんの音楽だから

会っても会わなくても

きっと全国に心に残る思い出を

お持ちの方がたくさんいると思います。


直接はお会いできなくなってしまったのですが

ささやかながらも私のこれらの時間は

音楽に携わる者としても、ずっとこれからも、

色褪せない宝物です。

小澤さん、ありがとうございました。




❤お読みいただきありがとうございました

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2 件のコメント:

  1. レン🐶だよ😃

    思い出を 宝物に ずっと 大切にしてください。

    返信削除
  2. レンちゃんママ、ありがとうございます。
    忘れないうちに、思い出をしたためました。

    返信削除