2022年5月5日木曜日

美しいブルーの器を煮こんでいまーす。


久々の益子陶器市で出会えたお気に入りの器。

おいしくなりますように。

・・・・って、ぐつぐつ煮込んでいます。


お皿をね。


すぐになにか使いたいけど、

陶器なので、

まずは「目止め」のお手入れしなくっちゃね。


陶器は、さわっても感じますが

目には見えないくらいの凹凸があるので

手にいれてすぐそのまま使うと

食材などがしみこんだりして

シミができたり変色したり、

においがしみたりちゃいます。

なので、言ってみれば

それを防ぐために表面をコーティングすること、

それが目止めです。


ほんとはお米のとぎ汁で煮るのがいいのですが

うち、いま無洗米だから薄くない?😝

・・・ということで、今回は小麦粉を溶かしたもので

ぐつぐつ煮込みました。


20分近く煮込んでから

コハクの散歩に出たり、

洗濯したり、そのへんのことをしながら

おなべが冷めたら

お皿を取り出して洗って、外に干す。


お天気がむっちゃいい ☀ ので、

ぐんぐん乾きます。


そして、煮込み始めてから数時間後…


こんな感じにできあがりましたあ。

これがまたきれいなブルーなんですよ。
ターコイズブルーなのですが、
どこかアンティークのような、さびたような、
ちょっと色がはがれたような・・・
シャビーっていう言葉がありますね、
そんな雰囲気をもつ素朴な色です。
ブルーなのですが、なにを置いても映えそうな
そんな感じです。


実は、
ボブが過去に買っていた
このシャビーなターコイズブルーの器、
わたしも好きで、とても気になっていました。

それは、わかさま陶芸という窯元の作品でした。
益子の陶器市でも
この感じはほかにはなかなか
ないんだなあと思っていたら

それが今回、
陶器市でアウトレットとしてたくさん
出されていたのです!
大好きなブルーに囲まれて夢みたい。

会場にはとっても明るい奥様がいらして、
このシャビーなブルーが気になっていて、とお話したら
「そうなんです~~~❤❤」
目玉焼きひとつ乗せるだけでも
プチトマトだけでも映えるお皿ということ、
お皿の裏側をみて、そこにも景色があること、
でっかくてもしゃもしゃ頭のご主人のことなど
とても楽しく熱く話してくださいました。

益子(に限らず、だと思いますが)で
作陶するご主人をもつ奥様はどのかたも、
ひとつひとつの作品のことをよく理解され
愛情いっぱい。
すごい応援団がいるから
より、いいものができるのね。


そのなかから、


カフェボールは500円、丸い銘々皿は800円。
アウトレットだから同じ形はなかなかそろわないので、
大きさと質感の似たものを4枚。
そして
奥のちょっと深めのオーバル皿は、
なんと、オマケでくださったものです。


食器は、お客様用とかそんなふうに分けないで、
自分たちが日々使ってあたたかい心になれるもの、
それらだけをいつも大事に使い続けるよう
また整理したいと思っています。


煮込んで準備の整った、
大きめのカフェボールたち。
さっそく今夜はひとりずつ
冷たいおそうめんをいれてみますね。



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