2018年12月1日土曜日

ご無沙汰してしまいました。これからまたよろしくお願いします。


何も言わず長くご無沙汰してしまいました。
戻ってまいりました。

夫がご挨拶させていただいたようで
あとになってしまいましたが
このたび 
母がなくなりました。


病気とうまくつきあっていくつもりで
励ましのためわたしたちも
長く行ったり来たりしていたのでした。
残念です。

明け方に近い真夜中、弟と見守るなか
静かに、静かにでした。
その時間も病室には
母の好きなピアノ曲がずっと流れていて
とても冷静で、不思議な感覚でした。


一卵性親子とみんなにからかわれるくらい仲良しでしたので、
時にはムキになるほど一生懸命で、
私たちをとことん包んでくれた深い愛情や
音楽も美術もお料理も洋裁もフランス刺繍も旅行もオシャレも
いつもハンパなくて
まだまだ日々をいっぱい楽しみたかった母の気持ち、
病気に対してもひたむきに頑張っていた母の姿を思うと 
せつなく、胸が詰まります。


そんななか
わたしは先週から仕事も元に戻り
自分でも予想外にふつうにしていて
こうして笑ってもいられるのは、
ずっと共に、いろいろな方法を考えながら
看病してきた弟や叔母たちの存在、
たびたびお留守をさせてもらうことになっていましたが
遠く離れた場所からしょっちゅう励ましの言葉を
たくさん送り続けてくれた家族の支え、
そして友の声・・・
その絆の深さを感じているからでしょうか。

それと実のところ、
理性ではわかってはいるのだけれど
母はまだ入院しているんだと自分に思い込ませていて、
形はほんとうはもうどこにもないのだということを
自分に向き合って確認して認めちゃうと
心のバランスを崩してしまいそうなのが怖くて
自分のそこのところに蓋をしているから
落ち着いているのかもしれません。

時間とともに心の蓋をあけるゆとりが
でてくるのかな・・・
こんなまだまだ子どもなわたしです。

止まらずに動き続けている世界の時間のなかに
みんなでくるくると長縄跳びをしているみたいに
自然に流れにのれていくのでしょうか。

うちに戻ると
コハクが待っていてくれました。

これからやらなくちゃいけないこともたくさん。
前向いて、手を動かさなくちゃ!
どうぞまたよろしくお願いいたします。



おいでいただきありがとうございました
      
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2 件のコメント:

  1. お母様、大変でしたね・・・ご冥福をお祈りいたいます。入院もある意味別世界のような感じすもんね。天国も少し遠くの病院と言えるかもしれません。いつか会う日まで・・・

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    1. ビー玉さん、天国も少し遠くの病院… 心が和む考え方ですね。
      ありがとうございます。
      どうしたらよかったのだろうと悔やんだりしますが、その場面場面で母とともにみんなで精一杯考えてきた選択…。
      母はちょっと遠くに出かけただけ、なのかな。ふふ。

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