映画「ゼロ・グラビティ」（ GRAVITY ） ・・・宇宙に行く覚悟ある？



さっそく観てまいりましたよ。

無音の世界なんですねえ、宇宙って。
息を飲むような圧倒的なパノラマのなかに自分が浮かんでいる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・なのに無音。
映画の冒頭、
宇宙から見た美しい地球の青。
漆黒の空間に浮かぶ地球ってなんてきれいなんだろう～～と感動するのも束の間、
今いるのがあまりにも深い深い、冷たい静けさのなかの足場のない空間だったと気付くと、
今度は、無音という重力にわたしなら耐えられるかしらん・・・という思いにかられ、
とても怖くなりました。

それからはもう緊張のしっ放し。クチ開けっ放し。
登場するのはサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのたった二人だけなのに
織り交ぜられた彼らのさまざまな思いとストーリーの展開は、
どんな派手なアクションSFにも負けない感じで、
最後まで一気にハマりこんで、夢中でたどり着いた90分でした。

上映時間の関係で、今回わたしたちは2Dで観てそれでもじゅうぶんでしたが
これこそ3Dで見る甲斐があるかもしれません。

蛇足ですが、
「ね～、火星に新しいカフェができたってよ、今度行ってみよっか～～」くらいの時代にならないと、
ワタシ、ちょっと宇宙は無理なようデス・・・